2014年10月30日木曜日

エンジニアワルツ頒布物情報

 当サークルとして初めて、キャラオンリーイベントに参加いたします。日付は11月2日、場所は京都府勧業館みやこめっせ、エンジニアワルツのスペース番号城-7です。京都秘封とかと一緒に行われるやつですね。さてさて、そんなわけで相も変わらずミリタリを交えたお話を作っておる当サークルの頒布物についてお知らせいたします。

1【新刊】付喪の盾の迷走記



 オリキャラが主役格という当サークル初の試みです。「自衛隊の装備品って大切に使われまくってるし付喪神にくらいなってるよね!」というアイディアからやってみました。10式と90式に替わられて退役した74式戦車が付喪神となって幻想郷へ、彼女を拾ったにとりは彼女に七四(ななよ)と名付けた。七四はにとりの仕事の手伝いをして幻想郷で暮らし始めるが、自ら考え、判断する存在としての経験が浅い七四は次第にその道具としての役割意識に翻弄されはじめ……。というようなお話となっております。果たして彼女はにとりの助けを得て幻想郷でのんびり隠居暮らしができるようになるのでしょうか。ご期待ください。頒布価格は500円、A5正方形本36ページであります。

 例によって委託しております。特設サイトと委託先のメロンブックスさんの通販ページは以下です。
「付喪の盾の迷走記」特設サイト
メロンブックスさん通販ページ

2【新刊】倶楽部活動用コードブック


  個人的な秘封感として、夢のある感じの科学技術の進歩は停滞している割に夢も希望もない感じの進歩(と応用)は遂げている、というイメージがあります。合成食品とか。ということは、多分暗号化通信を個人が気軽に出来る現代のような状況は消失しているのではないかな、と。そうしますと禁止された行為を行うサークルであるところの秘封倶楽部は、当然現代的な公開鍵暗号などを使ってネットでやりとりしていては官憲の目を逃れることはできない筈です。そこで、もっと古典的手段を使っているのではないかなあ、と。それがこの乱数表です。中身は蓮子がメリーに宛てて書いた暗号化ガイドが最初にあって、その後乱数表が続きます。この乱数表は大量の二桁の整数の列挙でできていまして、巻末の変換表を使って送りたいメッセージを二桁の数字にした後でこの乱数を足し合わせていくことで暗号化できるって寸法です。一度使った乱数表の部分を決して使い回さないという原則を守り、コードブックが外部に漏れない限りこの暗号はほぼ無敵(私が設計間違ってなければ)です。というわけで、こんなものを使って秘密の相談をしている秘封倶楽部を思い浮かべながら手にとって頂ければな、と思います。

 こちらは委託はしておりませんので、会場限定となります。こちらは100円ですので、どうぞお気軽に。

 その他既刊としてAM0:00と紅魔館一日戦争改、それと総力戦狂想曲を持ち込みます。どうか当日はよろしくお願いします。なんか雨が降るそうですが、それを吹き飛ばす感じでいきましょう。それでは、また。